保育園見学は非常に重要です。見学を通して、園の雰囲気やルール、環境などを確認することができます。
とはいえ、何をチェックすれば良いのか、イメージが湧かない方も多いのではないでしょうか?
恥ずかしながら、私は事前準備をあまりせずに見学に行ったため、他の保護者の熱意に圧倒されてしまいました…。
この記事では、保育園見学の際に確認したポイント(あるいは、確認しておくべきだったポイント)を紹介したいと思います。
保育園見学のときに確認したいポイント
保育園の立地
まずは保育園の立地です。私は、以下の点を意識して見学しました。
- 自宅からの所要時間
- 保育園までの経路が安全かどうか
私はテレワークが多いため、自宅を起点に考えていますが、出社される方は「自宅から会社(もしくは駅)までの通勤経路上にあるかどうか」をチェックすることになると思います。
保育園までの経路に関しては、単に歩道があれば安心というわけではありません。歩道が狭かったり段差があったりする場合もありますし、場合によっては車道の方が安全と感じることもあるでしょう。
また、冬場は早く暗くなるため、街灯がしっかり設置されているかどうかも確認しておくと良いかもしれません。
延長保育のルール
延長保育のルールは保育園ごとに異なるため、事前にしっかり確認しておくことが大切です。
例えば、以下の点は確認しておくと良いでしょう。
- 早朝や夜間の延長保育の時間
- 何歳から延長保育を利用できるか
- 延長保育時の食事の提供
- 特に延長保育の申請期限(いつまでに申し込めば食事を提供してもらえるのか)
延長保育の時間は保育園によって様々ですので、利用可能な時間帯をしっかり確認しましょう。
また、延長保育の際に食事が提供されることが多いですが、仕入れの都合で前もって申請が必要な場合があります。何日前までに申請が必要か、事前に確認しておくことをおすすめします。
持ち物
保育園に我が子を通わせる際に、最初に少し驚いたのは、持ち物の多さでした。おむつ、着替え、よだれかけ、エプロン、タオル、ゴミ袋など、準備するものがたくさんあります。
保育園ごとに保護者が用意すべき持ち物は異なるため、事前にしっかり確認しておきましょう。
また、保育園によってはおむつなどのサブスクサービスを提供している場合もあります。必要に応じて、こうしたサービスの利用も検討してみると良いかもしれません。
イベントの数
保育園によって、イベントの数もさまざまです。
まず、保護者が参加する必要があるイベントの数は重要なポイントです。イベントが多いということは、保育園と協力して子育てを進める機会が増える反面、保護者にとって負担になることもあるかもしれません。
また、保護者が参加しないイベントの数にも注目すると良いでしょう。子どもにとって、イベントが多いことは社会性や協調性を学ぶ良い機会となります。しかし、イベントによっては練習や準備が必要なものも多く、そのために子どもが本当にやりたい遊びができない場合もあるかもしれません。
イベントに対する考え方は、各家庭の教育方針によって異なると思います。保育園見学の際には、ぜひこの点を意識して確認してみてください。
園の設備・サービス
園内の設備については、「園庭があるかどうか」を最も重視しました。外で遊ばせることを大切に考えている場合、園庭の有無は重要なポイントです(ただし、園庭がない保育園でも、近隣の公園で遊ぶなど工夫されていることが多いです)。
また、園内にはそれなりに物が多くなるため、収納場所が十分に確保されていない場合、子どもが手の届く場所に物が積まれていることもあります。物品の管理体制についても確認しておくと良いかもしれません。
慣らし保育の期間
慣らし保育とは、子どもを保育園に慣れさせるための調整期間のことです。入園初日からフルタイムで預けられるわけではなく、初日は数十分から1時間程度でスタートし、徐々に保育園での生活に慣れていきます。
育休からの復帰が迫っている場合、慣らし保育のスケジュールに余裕がないと焦ることもあります。そのため、事前にしっかり確認しておくことをおすすめします。
保育士
特に0歳児クラスは手がかかることが多いため、保育士の人数についてはしっかり確認しておきましょう。認可保育園であれば基準の人数が確保されているはずですが、さらにサポートに入れるスタッフがどれくらいいるかも確認しておくと良いです。
また、保育園見学は、保育士がどのように園児たちと関わっているかを観察する良い機会です。保育園全体の雰囲気をしっかりと感じ取るようにしましょう。
おわりに
保育園見学の際に確認すべきポイントをご紹介しました。
すべての条件を満たす理想的な保育園は、なかなか見つからないかもしれません。ですので、ここまでご紹介したポイントの中で、優先順位や絶対に譲れない条件をしっかり整理した上で、見学に臨みましょう!